『作らない訳じゃね~よ。好きな女に男がいるだけだ』 『来栖君なら絶対両思いになるよ、応援してるよ』 『あ~それならいいな、一生ムリだと思うけど。お、やっと香月の王子様が現れたぞ~ほら見てみろよ』 来栖君が後ろを指さすと美神君と心優ちゃんが人混みの中から歩いてきて今に至るのです。 「る~本当に大丈夫だったのか?」 美神君は、私の傍に来るとギュッと抱きしめた。 「だ、大丈夫だよ、全然平気だから」 「来栖が助けてくれなかったら大変な事になってたんだぞ」