ピリピリした空気を感じながら美神君の手を引っ張り清香ちゃんに手を振って来栖君の家を後にした。
ピリピリ感じる視線を横に、何から話そうか考えた。
でも...理由が理由だけに、幼なじみを邪険にできない。
だって、その心優さんの親が美神君を助けてくれたおかげで、今こうして一緒に居れる。
だけど...婚約者だとか。
同居だとか。
でも聞かないと、この謎は解けない。
「あのね」
歩いている足を止め顔を下に向ける。
「お昼の時は、ごめんね。それから少しだけ来栖君から幼なじみの話を聞いたの
だから気にしないって言ったらウソになるけど美神君の事信じてるから」

