黙ってオレのモノになってね。



「ど、どうしたの?」
「その前に謝るって事しない?」
「ご、ごめんね」


鼻先前に両手を重ね頭を下げる。


「その前に、どうしているの?」
「いちゃ悪いの?」


今日は、一緒に行くって約束してなかったような...。


美神君を見ると心なしか髪が乱れ制服も着崩した感じ。


もしかしてコケたのが気になって走って迎えに来てくれたの?


「えっと...」
「遅刻するだろ、早く行くぞ」


美神君が私の手に持った鞄を持ち反対の手を掴むと学校に向かった。




「る~は、ほんとドジだな」
「ドジにドジって言わないで」