誰にも負けないくらい好きです

てか、大和がいないってことは私の仕事が大和の分も増えるってことだよね……。
 
不幸すぎるでしょ。
 
ガラガラ――

「あ、来た来たー!もうッ遅いよ〜」

相変わらずテンション高いな崎森先輩。

今テンションが低い私にとっては羨ましい限りである。

「すいません。遅れてしまって……」

「まあ、まだ始まってないからいいんだけど。」

始まってないんかい!
思わず突っ込みを入れたくなったけど一応先輩だから、ここは堪える。

「あれ?弥生ちゃんのペアの男子はどうした?」

やっぱり気づきますよね〜

「妹が熱を出してて看病しなくちゃいけないらしくて。」

「そうなんだ……。どうしようかな……?始まりの挨拶と日程確認が終わったら紐買ってきて貰いたかったんだよね。あとダンボールを貰って来て欲しかったんだよね。」


なんてことだ……
今日はとてつもなく運が悪い。
いつもの仕事を倍やっていた方が絶対に楽だったよね。