「だから!今までありがとうって!」



「…え?」


俺はすっかり冷めてしまっているコーヒーを飲んだ。



「私、たくちゃんのこと好きだった。」



そして吹いた。




「ッゲホ…ウッ…っえ?!」


むせる俺をみながらふふっと笑って
更に話を続けた。




「保育園から中学の途中くらいまでかな?ずっと好きだった。」



「…っ」