Cry for the moon

トモキがアイスコーヒーを入れ直して戻って来ると、注文していた料理がちょうど運ばれてきた。

「なぁ、リュウ…。」

トモキは箸を持つ手元に視線を落としたまま、リュウトに話し掛ける。

「なんだ?」

「オレ…ヤバイかも…。」

「は?何が?」

リュウトはカツを口に運びながら答える。

「彼女の事が…好き過ぎて死にそうだ…。」

「!!」

トモキの言葉にリュウトはむせて咳き込んだ。