Cry for the moon

サツキは火のついたタバコの先を水に付けて、吸い殻を灰皿に捨てると、冷凍庫からアイス枕を取り出してリュウトに渡した。

「どうせ、ハルの様子見に行くんだろ?ついでにそれ持ってって。」

「ああ。」

「ホントにアンタ、ハルの事好きだよねぇ。」

「はぁっ?!違うっつーの、逆だろ!!」

「照れんなって。いいじゃん、ハルもアンタにベタ惚れだし。18くらいの年の差、今時珍しくないよ。」

「うるせぇな!スケバン主婦!!」

「オマエには言われたくないよ、激ヤンベーシスト。」