Cry for the moon

ハルを連れて帰宅すると、リュウトは店の前に彼女が佇んでいる事に気付いた。

(あ…。酒井…じゃなかった。…アユミだ。)

リュウトとハルに気付いたアユミは、小さく微笑んだ。

「…よぅ。」

「こんにちは。」

「あー、お友達のお姉ちゃんだ。」

ハルがアユミを見て大声をあげる。

(もうただの友達じゃねぇよ…。)