Cry for the moon

ハルを保育所まで迎えに行ったリュウトは、小さな手を引いて家までの道のりを歩いていた。

「とーちゃん、ハルの事好きー?」

「あー、ハイハイ…。」

「ハルがおっきくなったら、絶対結婚しようねー!」

「もういいって…。」

大好きなリュウトのお迎えにハルは上機嫌で、手を繋いで愛の言葉を語るその様子は、まるで恋人のようだ。

(これ、あと何年続くんだ?)