Cry for the moon

「ごめんなさい…。私は…トモくんにそんなふうに言ってもらう資格なんてない…。」

「あるよ!!オレがアユちゃんを好きだから!!」

トモキはアユミの体を強く抱きしめた。

「好きだ…離したくないよ…。このまま終わりになんてしたくない…。」

「トモくん…。ありがとう…。でも、もう…私自身が、耐えられないの…。トモくんを裏切った事、ずっと後悔しながらこのまま一緒にいても、お互いにつらくなるだけだと思う…。」

どんなに好きだと言って引き留めても、アユミの決意は変わらない。

トモキを裏切ってしまった事に、誰よりも胸を痛めているのはアユミなのかも知れない。