Cry for the moon

「一緒にいない時も、どうしてるかなとか…会いたいなとか…相手の事考えられるっていうのも幸せだと…オレは思う。」

まるで彼女を想う自分の気持ちを話しているようで、リュウトは急に恥ずかしくなり、ジョッキのビールを煽った。

「ホラ、飲んで食って元気出せ。」

「…うん。」

彼女が微笑むと、リュウトも穏やかに笑みを浮かべた。

「そんなことないって言うかも知れないけど…やっぱり、宮原くんは優しいね。」