Cry for the moon

「宮原くんに…私の事、わかる?」

「…さぁな。何回か一緒に飯食っただけだからな。彼氏みたいにいつも一緒にいるわけじゃねぇし…全然わかんねぇよ。」

「……そうだよね。」

「でもな…オマエがなんか悩んでるって事だけは、わかる。」

彼女は少し驚いたようにリュウトの目を見た。

「…彼氏の事か?」

リュウトが静かに尋ねると、彼女はそっと目をそらした。

「聞くくらいなら…できるぞ?」