Cry for the moon

「言ってろ…。」

相変わらずのハルの逆プロポーズに、リュウトはため息をついた。

「じゃあリュウト、あとは頼むね。」

「わかった。」

ルリカとハル、ユキが裏に下がってしばらくすると、今日最後の予約客が来店した。

近所に住むその常連客を、リュウトはいつものように世間話をしながら接客した。