Cry for the moon

「どうしたんだよ、リュウ?」

「今日は疲れた。帰って寝る。」

「じゃあ、オレがトモ送るよ。」

「悪いな、アキ。そうしてやってくれ。」

いつもと様子の違うリュウトに、マナブも不思議そうな顔で首をかしげる。

珍しく途中で抜けるリュウトを見送り、アキラはリュウトの複雑な心境を察した。

「なぁ、アキ。今日のリュウ、おかしくないか?」

トモキがアイスコーヒーを飲みながら尋ねる。

「リュウもいろいろ複雑みたいだからな。」