Cry for the moon

家に帰り自分の部屋に入ったトモキは、スマホを握りしめて考えていた。

(なんて送ろう…。)

メール作成画面を開き、何度も文章を打っては消して、ようやく送信した。


“さっき家に着いたよ。
傘ありがとう。
それから…急にごめん。”


程なくしてアユミからの返信が届く。


“うん、ビックリしたけど…大丈夫…。”