Cry for the moon

「じゃあ、ごゆっくり。」

ニヤニヤしながら裏へ下がるルリカを見て、リュウトはため息をつく。

(絶対、なんか変な誤解してるだろ…。)

リュウトは忘れないうちにと、スタンプカードを彼女に渡した。

そして、イスに座るように彼女に言って、カップに注いだコーヒーを渡す。

「ハルちゃん、かわいいね。」

「ませてるだろ?」

「ふふ…。でも、かわいい。ホントに宮原くんの事が大好きなんだね。」