中に入ると大勢の男の人たちがいた。

「わぁ、美玖ちゃんだ!」
 優しそうな男の人が美玖さんに気づいて話しかけてきた。

「ルナ、この人は私たちと同じ年齢だよ」
 美玖さんがそっと教えてくれた。

「あれ?もしかして美玖ちゃんの隣にいるのは、ルナちゃん?」
 その人はルナに気づいたようだ。

「はじめまして。」
 ルナは緊張しながら挨拶をした。すると周りに沢山人が集まってきた。

「美玖ちゃんと同じぐらい可愛いじゃん!」

「てか、二人だけで来たの?」

「うん。別のようがあって…」
 
「そうなんだ。じゃあ今日は顔出しに来ただけ?」

「それもそうだけど、ルナの紹介もしたかったから…。でも、そろそろ行かないと…」

「そっかぁ。今度来る時はゆっくりしていってね」

「わかった。それじゃ、ルナ行こう」

「はい。今日はありがとうございました」
 
「また来てね」