優しい先輩はとんでもない不良でした




最近だんだん積極的になってきたし。


2人でいてくっつかれると色々と、な…?


そろそろマジで理性がヤバイわけで、我慢の限界に近づいてる。


「珀疾さん…好きかも…」

「かも…?」

「ううん‼︎好き、ですっ」

「よく出来ました。チューしてやろっか」


大人しく目を閉じて、俺の制服をぎゅっと掴む。


拒否られると思ってたのに………


すんなり受け入れられた⁉︎


無理無理無理……俺の理性が持つ自信ねぇもん。


だから、ほんの触れるだけの一瞬のキスのみ。


「…んっ…。もう終わり…?」

「まだご所望とあらば、もっとドギツイのしますけど」

「いっ、え、遠慮します‼︎あたし、教室戻ります‼︎」


走って美術室を出てった。



はぁ〜………困った。


杏菜の側にいたいのに、いたくない。


傷付けて泣かしたりなんかしたら最低だ。



大事にしたいからって突き放すのもダメな気がするし………


杏菜は俺をどこまで許せる?