優しい先輩はとんでもない不良でした




スマホに付けた羊を眺めた。


会えなくても繋がってる気がするの。



あぁ〜……もう、珀疾さんのこと好き過ぎてどうにかなりそう‼︎


初めて男の子と付き合うから?


こんなに人を好きになったの初めてだから?


そんなんじゃない。


珀疾さんだから、こんなに胸が苦しくて嬉しいんだ。



「メール…しちゃおうかな…」


ウザイって思われたら…?


そう思うと躊躇しちゃって、メールは送れなかった。


バカバカぁ‼︎



電車に揺られ家に帰り、誰もいないリビングのソファーにバフっと倒れた。


何気無くスマホを開くと、新着メッセージが1件。


珀疾さんだ‼︎



『今日は楽しかった
あと、羊大切にする』


素っ気ないシンプル過ぎるメール。


それでも好きぃ〜‼︎


『すごく楽しかったです♪
お揃いの羊、あたしも大切にします!』



暑さよりも、ドキドキで体が火照る。


幸せ過ぎて「好き」の一言じゃ足りません。