優しい先輩はとんでもない不良でした




腕枕をして抱きしめ、杏菜の温かさと大切さを噛み締める。



今はまだお互いに子供だ。


でも、この先の将来ずっと俺の側にいる予定になってる。



テキトーに好きな事をして生きてた俺の目の前に現れたお前。


ただ、単純に助けてやりたくて。


ほっとけなくて手を差し伸べたあの日から………。


杏菜は俺の中で特別な存在になってた。


もちろん、今もそれは変わらない。



「あたし…すっごく珀疾さんのこと大好きみたい」

「じゃなきゃ困る。俺の片思いになるじゃん」

「あはは‼︎ずっと一緒にいるのにね?」

「付き合って3年ぐらい経つからな」

「うん。改めてこれからもよろしくお願いしますっ」


ニコッと微笑む杏菜が無償に愛しくなった。


答えの代わりに、キスをすると照れた表情で俺を見る。


「俺まで照れるっつーの…」

「一緒に照れましょ」

「バカ…。好きだけどな。杏菜のそうゆうとこ」

「あたしは珀疾さんの全部が好き」



照れくさくて言えねぇけど、世界一大切で愛してるから。


この先の未来、ずっと一緒にいような。