優しい先輩はとんでもない不良でした




遠慮すんなって言ったら、佑大マジで遠慮しないで食った‼︎


おかげで財布が寂しいです…。



「ごちそう様でした〜♪」

「もう佑大には奢らない。奢った俺は、バカだった…」

「あはは‼︎たまには良いじゃんよ〜。俺、今傷心中だし」

「なんかあったの?」

「実は彼女いてさ。でも、人妻だったんだよ。フラれたよね〜」


佑大は泣きそうな顔で話した。


コイツのこんな顔は、初めて見たかもな…。


「とどのつまり俺は遊びって事だろ?本気、だったんだけどな……」

「…どっか行くか。カラオケでも」

「ははっ、付き合ってくれんの?」

「今日だけな。行くぞ」

「やっぱ俺、珀疾大好き〜‼︎珀疾相手なら全然オッケー‼︎」

「変な事言うのやめろって‼︎」


そして、体中ベタベタくっつくな‼︎


俺は杏菜しか無理なんだよ‼︎



傷心中の佑大とカラオケで、声が枯れる程騒いだ。


これに免じて、もう変な女に引っかかんなよ。