優しい先輩はとんでもない不良でした




【珀疾side】



単刀直入に言う。


俺の杏菜が夜遅くまでバイトするなんて心配過ぎる。


過保護とか、大袈裟とか…バカにされたって良い。


マジで心配なんだけど‼︎


頑張ってるから、辞めさせるのも可哀想だし……。


葛藤して、講義にもバイトにも集中出来ないっス。



バイト先のスタッフルーム。


佑大と準備をしてるとスマホが鳴った。


「おっ‼︎誰⁉︎彼女チャン⁉︎」

「ん、彼女チャンから」


メッセージを開くと、アイツからの可愛い文章。



『誕生日の予定
空けといて下さいね(((o(*゚▽゚*)o)))』



ちょーど誕生日はシフト入ってない。


良かった〜………。


今週のバイト乗り切ったら、杏菜に会えるんだから頑張る。



「いいな〜‼︎俺も彼女ほしい‼︎」

「ちょっ、勝手に人のスマホ覗くなアホ‼︎」

「幸せ分けてくれても良いだろ〜‼︎」

「はいはい。じゃ、俺はホール出るんで」

「置いてくなよっ‼︎」


うざい佑大は軽くあしらって仕事〜。


頑張れる目的出来たしな。