優しい先輩はとんでもない不良でした




【珀疾side】



別荘に来て3日目、朝から車に荷物詰めて帰る準備。


和泉も千香ちゃんと仲直り出来たし、杏菜も喜んでくれたし良かった。



俺ら大学生はまだ約1ヶ月休みあるけど、バイト三昧。


和泉は勉強三昧らしい。



千香ちゃんを降ろした帰りの車中、気になる事を和泉に聞いてみた。


杏菜は後部座席で爆睡中。


「お前さ、どうやって千香ちゃんと仲直りしたの?」

「言っとくけど、俺謝ってねぇから」

「よく許してもらえたな…」

「千香に対して、俺の気持ちを素直に全部述べただけ」


同い年で、ずっと一緒にいた幼なじみが少し大人に感じた。


俺も大人になれてんのかな〜……。



和泉を降ろしてから、俺んちに着き杏菜を起こした。


眠たそ〜……。


「抱っこしてほしいです…」

「俺はいいよ。家に、隼疾も母さんもいるけど」

「やっぱ自分で歩けます‼︎」

「言わなきゃ良かったな」

「意地悪しないで下さいっ‼︎」


俺の杏菜ちゃん、安定の可愛さ。