優しい先輩はとんでもない不良でした




コンビニまであたしと珀疾さんで、花火を買いに行った。


千香と和泉さんは、晩ご飯作りでお留守番。


「こんだけ花火あれば足りんだろ?」

「足りないです‼︎おっきいやつ〜‼︎」

「はいはい。アイスは?」

「食べたいです‼︎何にしよ〜」


結局、今日も珀疾さんにアイスを買ってもらっちゃった。


すごく甘やかしてくれる……。


珀疾さん以外の人と付き合った事ないけど、甘やかしてくれるのが年上の特権なんだろうね……。



帰宅してからご飯を食べて、すぐに砂浜へ走る‼︎


外は真っ暗じゃないけど、早く花火したいもん‼︎


「まだ外明るくね?」

「いいの‼︎花火してる内に、暗くなるから‼︎」

「千香、もっと暗くなってからやれば?」

「今すぐやりたいの‼︎和泉さんも、花火持って‼︎」


彼氏の言う事聞かず。


砂浜で4人で花火〜‼︎


「きゃはは‼︎超青春じゃん‼︎高校生終わりたくなーい‼︎」

「珀疾、俺らってまだ青春許させる年?」

「ハタチ前なんでギリギリ…」


今はとにかく楽しめば良いや。


高校最後の夏を、思いっきり。