優しい先輩はとんでもない不良でした




久しぶりに食った杏菜の手料理。


マジで一緒に住みたいと思った。


早く高校卒業しちゃえ。


「珀疾さん、あたしお風呂入りたい」

「俺も。一緒に入るか?」

「入るー‼︎」

「恥ずかしがんねぇとイジメ甲斐ないんだけど…」

「イジメられたくないもん‼︎」


堂々とする様になった杏菜と風呂。


広いバスタブって最高……。



風呂上がり、杏菜のキレイな黒髪を乾かしてアイスを食べた。


「眠いです…」

「アイス食いながら寝るなよー」

「うん…。ねぇ、珀疾さん。抱っこしてほしいです」

「うちの姫はワガママだな。眠たいなら寝ろ」

「そうする……」


俺の膝の中で、そっと目を閉じた。


杏菜が食いかけのアイスは俺が食って、抱っこしたままベッドへ。


同じ布団で眠るのも久しぶりだ…。


「つーか、襲わせろよ…。バカ…」

「…んっ…」


寝返りを打って、俺に擦り寄る。


これ無自覚?


可愛過ぎて大事にしたいから、俺が我慢します…。