優しい先輩はとんでもない不良でした




会えないのは寂しいけど、あたしは珀疾さんだけだもん。


何があっても、もう絶対に揺るがない。



そんな時、夏休み中なのに晴君からメールがきた。


『話したい事があるんだ』


お互いの最寄り駅で待ち合わせ。



どうしよう……。


晴君に呼び出された理由、想像出来るかもしれないな…。


「杏菜ちゃん‼︎ごめん、急に呼び出して‼︎」

「ううん‼︎どうしたの?」

「あ、あのね…どうしても今伝えなきゃって思ったから……伝えます‼︎」

「は、はいっ?」


すぅーっと大きく息を吸った金髪の晴君。


真っ直ぐな瞳から気持ちが伝わる。


「俺、出会った時から杏菜ちゃんに一目惚れでした。幸せにするって保証します。付き合って下さい‼︎」


やっぱり告白だった…。


気持ちは、すごく嬉しいよ?


「ありがとう、晴君。でも、あたしには大切な人がいてね…」

「はははっ…彼氏いるもんね?ダメ元だったし……」

「うん…。本当にごめんなさい‼︎」

「大丈夫‼︎好きって伝えられただけ満足‼︎あ、これからも友達としてヨロシク‼︎」

「もちろん‼︎」