優しい先輩はとんでもない不良でした




一緒にいれば、欲が増す。


俺の方が年上なのに理性なんて、あったもんじゃない。


「あ、あの…珀疾さん…。どこ行くんですか?」

「俺んち」

「ええっ⁉︎」

「2人になりてぇから。お前、制服だしホテル連れ込んだらアウトじゃん」


ははっ…分かり易いぐらい顔真っ赤。


夕方の誰もいない家に杏菜がいる。


隼疾にはメールで、和泉んちにでも行ってろって送っといた。



完全に2人きり。



「珀疾さん…。もっと、くっつきたい…」

「食われる覚悟出来てんなら、どーぞ」

「えへへ。じゃあ、くっつく」

「じゃあ、食う」


ベッドに押し倒した杏菜のキレイな茶髪に指を絡める。


黒髪のが好きだったなー……。


「どうしたの?」

「なんでもねぇ」

「そうですか…」

「あ。強いて言うなら、俺の杏菜だから他のヤツにやらねーよ。特にあの金髪小僧」

「晴君は友達ですからっ…‼︎ひゃっ…」


杏菜の口から、他の男の名前は聞きたくない。


言うなら、キスで塞いでやる。



「杏菜の好きなヤツは?」

「珀疾さん…。大好き…っ」


やべぇ……めちゃくちゃ可愛い。


悩みも疲れも全部吹っ飛ぶ。