優しい先輩はとんでもない不良でした




放課後、久し振りに千香と帰った。


相談したい事もあったし……。



最寄り駅のカフェに入り、千香は紅茶、あたしはレモンティーを注文。


「で〜?杏菜の悩みって?」

「あ、あのね千香‼︎そ、その…彼氏が出来たら…」

「彼氏⁉︎ええっ‼︎杏菜、彼氏出来たの⁉︎」

「う、うん…。出来ました…」


事後報告で申し訳ないけどねっ。


自然と千香の目線が「誰か教えなさいよ」とゆう強気な目。


「相手はね……」

「ちょっと〜もう、誰なの‼︎だって、杏菜の初カレじゃん‼︎」

「あはは…まぁね〜。珀疾さんが彼氏なんだけど…」

「ふ〜ん。……はぁ〜⁉︎珀疾さんて…瀧澤さん⁉︎」


あたしは何度も頷いた。


目を大きく見開く千香。


怖いよ、カラコン取れそうだよ。


「アンタ…それ、羨まし過ぎ〜‼︎」

「珀疾さんモテるもんね」

「尋常じゃないくらい‼︎あたしも、和泉さんと付き合いたい‼︎」


千香は和泉さん好きだもんね……。


振り向いて貰えないらしいけど…。