優しい先輩はとんでもない不良でした




合コンから2週間程経って、講義が休みの日。


杏菜と約束を取り付けた。


調子乗って車で学校まで迎えに行ってやったけど、制服姿やっぱ可愛い……。


「珀疾さん‼︎どこ連れてってくれるの?」

「杏菜の行きたいトコ」

「じゃあ〜……パフェ食べたい‼︎期間限定のCMでやってるやつ‼︎」

「了解」



杏菜と来たファミレス。


目の前で、満足そうに食ってんだけど……。


「お前…髪そんな明るかった?」

「あ、これ?染めました。千香とノリで‼︎」

「んで、いつもより化粧濃い気が…」

「化粧は夏実‼︎3年生だから、濃くしよ〜って。最近こんな感じですよっ」


いつの間にか、俺の知らない杏菜になってる気がする。


まぁ、俺がとやかく言う資格ねぇけどさ。


「校則引っかかるぞ」

「金髪にしてた珀疾さんに言われたくありません‼︎」

「うわ、なんも言えねぇ〜…」

「あはは‼︎でも、勉強もちゃんとしてますから」


なら良いや……。


これで留年にでもなったら、年上の彼氏として責任感じるし。



それにしても。


杏菜が遠く思うのは気のせい?