優しい先輩はとんでもない不良でした




結局、合コンにノリノリだったのは佑大のみ。


俺はテキトーに愛想笑いでその場をしのいだ。


「じゃあなぁ〜‼︎珀疾‼︎また明日‼︎」

「おう、また明日。…お前、幸せそうだな」

「もち‼︎今超幸せ〜♪」


年上の女が大好きな佑大は、キレイな3つ上のお姉さんをお持ち帰り。


俺はもちろん1人。


幸せ過ぎてお花畑状態の佑大と別れて、俺は帰宅。



やっぱ俺、杏菜じゃないと無理……。


今すげー会いたい。


杏菜はどうなんだろ……。



「おい、珀疾〜‼︎杏菜さんがいながら夜遊びかコラ‼︎」

「ちげーよ。つーか、お前寝ろ‼︎」

「コトにおやすみしてから寝るもんね」

「あっそ…」


自慢気に話す弟、隼疾。


さりげなくノロけんなアホ。



俺だって、杏菜に会いたいのすげー我慢してんだから……。


電話してぇけど、アイツも合コン………



素直じゃない俺もアホだな…。