優しい先輩はとんでもない不良でした




【珀疾side】



大学生活にも慣れつつある春。


可愛い彼女がいるにも関わらず、合コンに行く事になった…。



それは同じ大学の経済学部の友達の仕業で。


倉岡佑大(Kuraoka Yudai)ってヤツ。


普通に良いヤツだし紳士で、顔は爽やかなアイドル系。


かなりモテる。


ただ、こんなヤツにも欠点があって彼女ナシ……。


「やっと終わった〜‼︎早く行こーぜ‼︎」

「慌て過ぎだろ…」

「当たり前だろ〜‼︎キレイな女性と出会えるチャンスだからなっ」

「俺、彼女いるから関係ねぇもん」

「それ嫌味か‼︎嫌味‼︎」


そんな俺の彼女も今頃、合コンですか。


杏菜のクセに生意気になりやがって…。



夜、やって来た合コン会場は居酒屋。


俺と佑大と違う学部の友達の5人で来た。


女の人が全員年上ってどうなの…。


完全に佑大の趣味だ。



「え〜‼︎珀疾君て年下なの⁉︎」

「大人っぽ〜い‼︎」


年上のお姉さん怖い……。


帰りてぇよ…。