優しい先輩はとんでもない不良でした




ずっと、ズルズル引っ張って悩みまくるあたし。


信じてるのにね……。



「杏菜〜。どったの〜?最近、元気無さ過ぎでしょ‼︎」

「夏実……」

「…授業サボって屋上行かない⁉︎天気良いし、気持ち良いんじゃね⁉︎」


優しい夏実と来た屋上。


持つべき友達ってやつです……。


「さぁ‼︎悩み事を白状しなさいっ‼︎」

「…珀疾さんが、数合わせって理由で合コン行っちゃうの〜っ‼︎」

「合コン?」

「うんっ…」

「大学生でしょ〜?仕方なくね?」


やっぱ、あたしの心が狭い⁉︎


18歳になったのに、まだまだ子供過ぎる自分が恥ずかしい……。


夏実は、ケラケラ笑いながらあたしの背中を叩いた。


「珀疾さんだよ⁉︎浮気するはずないから」

「分かってるけど〜…」

「んじゃあさ‼︎ウチらも合コン行く⁉︎てか、行こ♪」

「えぇっ〜⁉︎」

「はいっ、決まり〜‼︎アミにセッティング頼も〜…」


スマホをいじってやる気満々。



珀疾さん。


あたしも合コン行くかもです‼︎