優しい先輩はとんでもない不良でした




出来たてホヤホヤカップルをリビングに残し、俺と杏菜は部屋に引っ込んだ。


2人の時間がほしい。


離れてた分の愛情再確認。


「珀疾さん‼︎改めて、受験お疲れ様でした‼︎」

「サンキュ。お前、来年だな」

「ヤダ〜‼︎勉強したくないです…」

「だったら、俺んとこ嫁いじゃう?」

「へっ‼︎」


頬を赤くして、数回の瞬き。


本気にしちゃってるし……。


「嘘だよ。俺が、ちゃんと自立したら杏菜のこともらいに行くから」

「早く自立して下さいね‼︎」

「年下のお前が言うなっ」

「あははっ‼︎でも、あたし早く珀疾さんと結婚したい‼︎」


一緒に住んじまいたい。


俺が卒業して、毎日会えなくなるとか無理‼︎


「杏菜のこと、今の内に充電しとく」

「あたしも珀疾さん充電します‼︎」

「じゃ、脱いで…もっかい…」

「もう無理ですから〜‼︎」



会える時間は限られるけど。


これからもずっと俺の側にいてくんなきゃ困る。


つーか、杏菜は絶対離さねぇよ。