優しい先輩はとんでもない不良でした




キレる数秒前って感じの担任が、応接室のテーブルに1枚の紙を置いた。


俺が受けた模試の結果だ。


「瀧澤‼︎どこと手を組んだ⁉︎」

「は?何が?」

「どこから答えを入手したか聞いてるんだ‼︎こんなの不正行為だぞ‼︎」


バンッ‼︎と強くテーブルを叩く担任。


そこで、ふと目に付いた紙に赤ペンで付けられた印。


希望大学に合格率98%………


「俺すげぇじゃん‼︎」

「だろうな。カンニングの結果だから」

「するわけねぇだろ…。めちゃくちゃ勉強したし」

「嘘つくな‼︎瀧澤、お前は信用ならん」

「まぁまぁ、落ち着いて下さいよ。先生」


教頭の宥めなんて耳に入らない程、ブチ切れ状態。


なんで勝手にキレてんだよ……。



「瀧澤君。本当はどうなんだね?」

「信じてもらえないなら、それで良いです。1人でも信じてくれるヤツがいれば別に良い」

「おい‼︎待て‼︎瀧澤‼︎」



本気でやったのに気分わりぃ。


この、ハゲ担任がっ‼︎