優しい先輩はとんでもない不良でした




触れる唇も指も全部好き。


好き過ぎて溶けちゃいそうです…。



「起きられる?」

「無理です…。起こして…」

「ん。今、制服着せてやるから」

「いっ、いいよ‼︎自分で着れます‼︎」

「最後まで甘えてくれたら可愛いんだけどな。……さっきみたいに」


自分でも頬が熱くなるのが分かる…。


今のあたし、絶対に顔赤い‼︎


珀疾さんは楽しんでるし。


「もうヤダぁ〜……」

「泣きそうな顔すんなよ。杏菜のこと好きだからイジメてぇの」


あぅっ‼︎


そんな風に言われたら許しちゃう‼︎



制服を着せてもらい、珀疾さんにずっとくっついてた。


「身体。どこも痛くない?」

「珀疾さん優しい…。きゅんきゅんし過ぎて心臓痛いです」

「それで良い。俺しか見んな」

「もちろんですっ」


チュッと触れるだけのキスに、照れくさそうに笑った。


心も身体も珀疾さんで満たされる。


もっと、もっと近付きたいの。