優しい先輩はとんでもない不良でした




久しぶりに触れた杏菜の白い肌。


イチイチ見せる反応が可愛くて、大好きで……。


もう、俺ん中に全部取り込んじまいたいぐらい。



好き、って一言じゃ足りねぇよ。



「ちょっと眠たくなっちゃった…」

「寝てもいいよ。起こしてやる」


トロンとした目で眠たそうな杏菜。


無理させ過ぎた…なんて少し反省。


むくっと起き上がる杏菜に、俺のブラウスを掛けてやった。


「珀疾さんに渡したいモノあるの」

「なにくれんの?」

「…はい‼︎これだけ渡したくて…」

「えっ?」

「お誕生日おめでとうございますっ」


俺のこと考えててくれたの?


〝大嫌い〟とか言ったのに…。


「ブレスレット、なんですけど…。着けてくれます?」

「杏菜がくれたモンなら、なんだって着ける。ありがとな」

「喜んでくれて良かった〜‼︎」



黒と白の至ってシンプルなブレスレット。


悩んで選んでくれた杏菜が想像出来る。



俺、年上のクセに自分の事で精一杯だった。


これからは、ちゃんと杏菜のこと考えて一緒にいたい。


俺の最高の彼女だから。