優しい先輩はとんでもない不良でした




高校最後の夏、満喫します。


進路とかとりあえず知らねぇ。


杏菜と遊ぶ事優先で考える。



「海行くぞ。杏菜の希望通り」

「本当ですかっ⁉︎やった〜♪」


俺の膝の上で喜ぶ杏菜チャン。


天使過ぎるっ………。


「あ、水着忘れんなよ‼︎」

「あたしスタイル悪いから、ビキニとか無理ですよ〜?」

「知ってるっつーの」


可愛い声で「ひどい‼︎」とか言うクセに、腹叩く力強過ぎ…‼︎


隠れ怪力彼女。


「でも…珀疾さん受験生なのに良いの?お勉強は?」

「俺、勉強出来っから大丈夫」

「珀疾さんは何でも出来ちゃうもんね‼︎」


そのふわふわした笑顔ヤバイ……。


純真無垢な感じ?


襲いたくなる……。


「2泊3日で行くから。…体力ちゃーんと付けとけよ?」

「ひゃぁっ⁉︎だから耳元やめて下さいって‼︎」

「ぐふっ……」


甘い雰囲気が一転。


さっきより倍の力で腹パンチ。


夏の旅行で覚えとけよ‼︎