優しい先輩はとんでもない不良でした




前に出来なかった俺からのキス。


もっとしたいけど、杏菜に怒られそうだから我慢。


「…不意打ちはダメですよ…」

「それなら、常に身構えとけ」

「無理‼︎珀疾さん、意地悪好きですね」

「杏菜限定で」

「もうヤダ‼︎恥ずかしいですっ‼︎」



もう絶対に離さない。


少し離れただけで、死ぬほど杏菜の大切さを知った。



そして杏菜を巡って兄弟喧嘩をした怪獣。


仲直り?


そんなの俺らの間になくて。


「珀疾‼︎ソファーよけろ‼︎」

「はぁ?今、テレビ見てんだけど」

「杏菜さん譲ってやったんだから、ソファーぐらい占領させろや‼︎」

「いや、元々俺の彼女だし……」


停学1ヶ月くらった隼疾。


さすがに、隼疾溺愛の母ちゃんも今回はブチ切れ。


『学校で兄弟喧嘩〜⁉︎バカですか⁉︎脳みそありますか⁉︎誰の子ですか⁉︎父ちゃんに言い付けるよ‼︎』


海外出張中の父ちゃんに言い付けられました…。



俺は来週から学校復活するし。


杏菜との関係もやや修復中。


和泉とのサボリライフがまた始まる。