優しい先輩はとんでもない不良でした




次の日から早速ネックレスを着けて学校‼︎


赤い小さなハートが付いてて可愛いの‼︎


教室でも夏実達に自慢しちゃう。


「見て〜‼︎珀疾さんが誕プレくれたの‼︎」

「きゃはは‼︎その見せ方エロい‼︎」

「男子勢興奮するからっ‼︎」

「杏菜ってけっこーアホだよね〜」


なんで⁉︎


ただネックレス見せてるだけなのに⁉︎


「わざわざブラウスのボタン開けて見せる〜?」

「見せたいなら最初っから、何個か開けとけば良いじゃん‼︎」

「へっ⁉︎あっ、開ける⁉︎」

「ウチらみたいにしろ、ってこと‼︎」


夏実があたしのブラウスのボタンを二つ開けた。


いつも上まで閉めてるから、スースーするかも……。


「これで、珀疾さんとこ行って来い…‼︎」

「え?う、うん…」


そっと耳打ちで伝える夏実に頷き、小走りで美術室へ。


あと、5分で休み時間終わっちゃう‼︎


早く行かないと授業遅刻する‼︎



数回のノックで美術室のドアを開けると、タバコ吸ってる和泉さん。