優しい先輩はとんでもない不良でした




そんな表情見せられたら、イジメたくて仕方ねぇ……。


でも、俺以外に泣かされんのはヤダ。



何言ったって一番好きなのは………


「もう、あたし教室戻ります‼︎」

「ダメ。まだチャイム鳴ってねぇじゃん」

「チューされたら、リップ落ちちゃうから…」

「そんな、キスばっかしねーよ」

「じゃあ……珀疾さんの側にいたいです‼︎」


その屈託の無いピュアな笑顔。


俺を掴んで離さない。



頭を撫でてやると、ふわっと微笑み俺の首にぎゅっと抱きついた。


可愛過ぎるー……。


「めちゃくちゃ襲いたい…」

「ここ学校だからダメですよ」

「学校じゃなきゃ良いんだ?」

「そっ、それは、時と場合によります‼︎むやみやたらは嫌いっ」


むやみやたらにはシねぇから…。



杏菜を膝に乗っけて、チャイムが鳴るまでくっついてた。


最後にリップ塗り直し。


「キスでとれた分」

「あははっ、珀疾さんの唇も少しピンクになってる‼︎」

「杏菜にすげーキスされたもんな」

「珀疾さんでしょ〜‼︎」


杏菜といられて今日も満足。