優しい先輩はとんでもない不良でした




悩みに悩んだ結果、杏菜にネックレスをあげる事に決めた。


俺から離れない様に首輪って事で。


誕生日が平日ってゆうのがな〜……。


学校さえなきゃ、泊まりだって出来んのに。



そんな平和続きな日常の中で、最近はよくケンカ売られる。


………しかも1年生。


「あー…すげーイライラする…」

「仕方ねぇだろ。ここのトップが珀疾になってんだから」

「は⁉︎なんで俺⁉︎」

「去年、柊舜也潰したから。かなり知れ渡ってるぞ」

「いやいや、必要以上にケンカとかしたくねぇし…」


あれは杏菜が困ってたから助けただけで。


別にトップ取りたいから、殴り合いしたワケじゃない。



「おい‼︎瀧澤珀疾‼︎トップから引きずり下ろしてやる‼︎」

「…また来たよ。どーする?」

「和泉。テキトーに頼んだ。俺帰る」

「待て待て。俺1人じゃ無理。ほら、行くぞ〜」


結局、和泉にズルズル引っ張られて美術室の外へ。


俺がこんなのに巻き込まれてて、隼疾は大丈夫かよ……。