優しい先輩はとんでもない不良でした




鳥のさえずりと眩しい日の光で目が覚めた朝。


寝返りを打つと、大好きな人の後ろ姿。


テーブルに向かって何かしてる…。


近付いてそっと背中に抱きつけたのは寝起きだから?


「あ、起こした?」

「ううん。おはよ、珀疾さんっ」

「はよ。つーか、朝からなんのサービス?」

「えっ?」

「風邪引くから服着ろよ〜」


ケラケラ笑いながら、あたしにパーカーを被せた。


朝からなんてドジしてんの⁉︎


恥ずかしい過ぎる‼︎


「服着たよ」

「それで良し」

「朝から何してるんですか?…まさか勉強⁉︎」

「俺、そこそこ頭良いからなっ」


初めて勉強してるとこ見たかも…。


意外と真面目な部分発見です‼︎



「それより‼︎寝起きの彼女の側にいて下さいよ‼︎」

「俺が起きて10分ぐらいはいたよ。けど、朝から襲うのもなんかな〜って…」

「なんで襲う事前提なんですかー‼︎」

「こんな可愛い彼女を襲わない方が損じゃん」


どこまでも下心満載だけど。


あたしは、こんな珀疾さんが心の底から大好きなんです。


この時間がずっと続けば良いのに…なんてねっ。