優しい先輩はとんでもない不良でした




ぐしゃぐしゃっと髪を撫でられて、降り注ぐ熱いキス。


息が苦しくなっちゃう……。


体温が1度上がった気分…。


「怖い?大丈夫?」

「うん…大丈夫…。珀疾さんだから」

「嬉しいこと言ってくれんじゃん」



ギリギリまで感じてた恐怖心なんて、どっかに飛んでった。


大好きな人といたら不思議だよね…。


今は幸せで堪らないもん。



「…好き」



普段聞けない様な言葉もサラッと言ってくれた。


たった二言がこんなに嬉しいなんて……


自分でもビックリしちゃった…。



眠るか眠らないかの狭間。


腕枕で優しく頭を撫でられながら、そっと囁かれた。


「ありがと…杏菜」

「…ううん…」

「寝て良いよ。杏菜が寝るまで側にいるから」

「…ん」



あたしも大好きなのに、眠たくてちゃんと伝えられないや……。


朝起きた時には伝えたいな。


幸せ過ぎてニヤけちゃう…。


珀疾さんが彼氏で良かったです。



心地良い珀疾さんの腕の中で眠りについた。


大好き過ぎます……。