優しい先輩はとんでもない不良でした




小さな足音が聞こえて、ゲーム途中で振り向いた。


そこには、ピンクの短パンスエット姿の風呂上がり杏菜。


髪とかまだ湿ってるし、赤い頬とかそそられる……。


「次、珀疾さん良いですよ〜」

「…ん。寒くねぇの?短パン」

「だ、大丈夫です‼︎あたし暑がりなので‼︎」

「先に俺の部屋行って布団入っとけ。風邪引いたら困る」

「あ……は、はいっ」


何照れてんだよ‼︎


そんな顔されたら期待するぞ?


家出して来た時だって、同じベッドで寝てたのに。


今日は何かが違う気がする……。



オドオド落ち着きない杏菜をそっと抱き寄せた。


俺と同じシャンプーの匂い…。


「何もしない保証ねぇから。それなりに覚悟しとけ…」

「へっ⁉︎……分かりました…」



頭から熱いシャワーを浴びた。


俺、アイツより年上なんだから絶対理性忘れんな…。


泣かせたら全部終わりだから。



でも、好き過ぎるから心も体も全部欲しい。


可愛過ぎる杏菜が悪いけど、やっぱ大切にしてぇもん。