優しい先輩はとんでもない不良でした




夜はキッチンに立ち慣れた手付きで料理。


俺はダイニングから見てるだけ。


夫婦っぽい……なんて1人で浮かれる。


杏菜が作ってくれた料理はハンバーグ。


しかも、ハート型‼︎


「上出来‼︎すごい可愛くないですか⁉︎」

「杏菜って器用だな〜」

「料理はけっこう好きなんです‼︎相手にも喜んでもらえるから‼︎」


ふわっと笑って、付け合わせにサラダも作ってた。


見掛けに寄らず杏菜ってすげー……。



味もおいしくて完食した。


片付けをする杏菜を見詰めながら、幸せに浸ってみたり……。


杏菜と同棲しちゃいたいな〜…。



「珀疾さん‼︎片付け終了しました‼︎」

「おう、お疲れ。ありがとな」

「ふふふっ……」

「何ニヤニヤしてんだよ…」

「頭ナデナデしてもらえたからー♪」


クソ可愛いんですけど⁉︎


絶対コイツ油断してんな……。


油断しまくり、隙ありありの杏菜を後ろから抱きしめる。


「は、珀疾さん⁉︎」

「一緒に風呂入る?」

「ひぇぇぇ⁉︎絶対無理ぃ〜‼︎」

「ははっ‼︎嘘だよ」


わりぃな、半分本気。