優しい先輩はとんでもない不良でした




制服姿の杏菜が俺の家にいる。


部屋に行ったら絶対に押し倒すから、リビングで我慢……。


膝に座るコイツのスカートから覗く太ももとかヤバイ…。


「ねぇ、珀疾さん。チョコ食べる?」

「杏菜食いてぇ…」

「何言ってるんですか⁉︎」

「俺、本気だよ?」

「あたしも本気です‼︎もう、チョコ食べて下さい‼︎」


ピンクの丁寧なラッピングには、たくさんのチョコ。


すげぇー………。


「トリュフ、ブラウニー、ガトーショコラ、クッキー…。いっぱい作っちゃいました‼︎」

「感心するわ……。なんか食うのもったいない」

「食べて‼︎またいつでも作りますから‼︎」


笑顔の杏菜に押されて、食べてみた。


見た目だけじゃなくて味もバッチリ。


「おいしい、ですかねっ…?」

「めっちゃうまい…」

「えへへ‼︎やった‼︎あの、今日晩ご飯も作って良いですか⁉︎」

「作ってくれんの⁉︎」

「はい‼︎珀疾さんの食べたい物、作りますよ」



俺、良い彼女持ったな。


お礼のキスしてやった。


「恥ずかしい…」

「もっと照れろ〜」


俺も死ぬほど恥ずいから…。