優しい先輩はとんでもない不良でした




午後、隼疾が家を出てからは杏菜にくっつき放題。


可愛過ぎて離したくねぇよ……。


1度自分から手離した俺は、本気でバカだったと思う。



「珀疾さん‼︎あったかいですねっ」

「ん。寒いの?」

「ううん‼︎くっついてるから大丈夫‼︎」

「そっか。…チューでもする?」

「へっ⁉︎チュー⁉︎……んっ」


拒否権ナシにしちゃいます。


俺もけっこーギリギリのとこで我慢してっから。


チューぐらい許して?


「珀疾さんのチュー苦しい…」

「慣れるまでやってみっか?」

「しないもん‼︎……んんっ、ちょっ…もう限界‼︎」

「俺はまだ杏菜足りないんだけど」


耐えてる姿とか、マジで可愛いから…。


泣きそうな顔で上目遣いとか最高。


「はっ、珀疾さん‼︎ほんとにギブ‼︎休憩したいです‼︎」

「もっと体力つけとけよ〜。この先進んだら…」

「あー‼︎そうゆう事言っちゃダメです…」


照れ過ぎだろ……。



杏菜の純粋さ見てたら、こっちまで恥ずいわ……。


我慢してる俺すげぇよ。