優しい先輩はとんでもない不良でした




お家に入ると一気に体が温かくなった。


今日も誰もいないのかな?


「おかえり〜珀疾‼︎帰って来るの早いじゃない…って、誰この子⁉︎」

「あー、俺の彼女」

「彼女〜⁉︎」

「夜分遅くにすみません‼︎東雲杏菜ですっ」


茶髪のとてもキレイなお姉さん。


きっと、珀疾さんのお母さんだよね…。


頭を下げると、くしゃくしゃと頭を撫でられた。


「可愛い〜♪あんな金髪生意気男だけど、よろしくね‼︎」

「こ、こちらこそ‼︎よろしくお願いします‼︎」


優しそうな人で良かった〜……。


笑顔が美しい…‼︎


「珀疾‼︎」

「…なんだよ」

「杏菜ちゃんに手ぇ出したら、家から出します♪」

「分かったっつーの‼︎杏菜、部屋行く」

「はっ、はい‼︎」



優しく迎え入れてくれて嬉しい……。


心の奥がジーンとする。


もっともっと、込み上げる愛しさを伝えさせて下さい。