「今日から、月華っていう族の偵察に行ってこい。」

そう言われて、獅龍という族からのスパイとして 月華に入った。

月華を潰すための偵察として 俺は月華に入ったはずなのに……俺はいつの間にか 月華のことが好きになっていた。

月華に居ることが心地よくなっていた。

俺がスパイだってこと、理亜は最初から気づいていたんだろ⁇

気づかないフリして、俺を庇ってくれていたんだよな⁇

優しすぎるよ……理亜。

こんな俺を受け入れてくれてありがとう