月華〜素直ニナレナイ少女〜


後から聞いた話だけど、しばらく体調を崩していて 深刻そうだったから、入院していたらしい。

理亜のお父さんは医者だから、融通が利いたらしい。

「明日からは、学校 来るの⁇」

「……分からない。
でも、学校に行きたい。」

理亜は少し寂しそうだった。

「学校に来たいなら、来ればいいじゃん。」

私が言った言葉を聞いて、

「うん、そうだね。」

と理亜は笑った。